こんにちは、ゆうです。
赤ちゃんがお腹空いて泣いてる!ミルクあげなきゃ!
乳児、特に新生児の育児をしているとそんなときばかり。
ミルクって70℃以上のお湯で作って冷まさないといけないじゃないですか。
本当に生まれたばかりの頃って1回につき20mlくらいしか飲まないから流水に当てればすぐに冷めます。
でも150mlや200mlになったらなかなか流水だと冷めない…
それに…水がもったいない!
ミルクの冷まし方はいろんな方法があります。
生後3ヵ月から完全ミルク育児こと完ミで娘を育てているわたしはいろんな冷まし方、作り方を試し、自分が一番楽できる方法にたどり着きました!
きっと自分に合う方法は人それぞれ違うと思うので、この記事ではわたしが試したミルクの冷まし方全部ご紹介します。
この中から自分に合う冷まし方を見つけてストレスが少なくミルクを冷ませるようになってもらえたら幸いです。

ミルクの作り方
まずはじめにミルクの作り方についてお話します。
ミルクの作り方は簡単。
- 哺乳瓶に粉ミルクを計量して入れる
- 粉ミルクが溶けるくらいのお湯を入れて蓋を閉め振って溶かす
- 作る量の線までお湯を入れる
たった3工程でミルクが完成。
ミルクを作るお湯は一度沸騰した70℃以上のものを使いましょう。
これは粉ミルク内にいるかもしれないエンテロバクター・サカザキという菌をやっつけるため。
健康な人の場合はこの菌を摂取してしまっても病気になることはあまりありませんが、乳幼児は免疫が弱いので注意が必要です。
ミルクを作るたびにお湯沸かすの面倒くさいという方は調乳ポットがおすすめ。
こちらの調乳ポット、我が家も使っていました。
沸かしたお湯を入れておくと70℃まで温度を下げて保っておいてくれる優れもの。
3時間おきにミルクを飲ます必要があった新生児のときは大助かり。
寝不足ふらふらのときにすぐにミルクを作ることができたのでありがたかったです。
お湯沸かすことが面倒くさいという方はウォーターサーバ―がおすすめ。
ミルクを作るだけでなく料理や飲料水としても使うことができるので便利です。
ミルクの冷やし方

ミルクを作っても赤ちゃんにあげるためには人肌までミルクを冷やさなければなりません。
人肌かどうか調べるためには手首の脈を取る場所の少し下くらいに調乳したミルクを垂らして温度を確認します。
このとき温度を感じないか、ほんのりあたたかいくらいであれば人肌なので大丈夫。
熱いままあげると赤ちゃんがやけどしてしまったり、冷たすぎるとびっくりして泣いてしまったりお腹を壊したり、飲みが悪いことがあるので気を付けてください。
ミルクを完飲してくれない…という赤ちゃんはもしかしたミルクの温度が好みではないのかも。
人肌よりも少し熱めが好きな子やぬるいのが好きな子など赤ちゃんによって好みの温度が違います。
飲みっぷりを観察して好みの温度を把握すると残さずに飲んでくれるようになるかもしれません。
それではいろんなミルクの冷まし方をご紹介します。
流水で冷ます
ミルクが入った哺乳瓶を冷水の流水に当てて冷ます
この方法は出産した病院で入院中に習う方が多いのではないでしょうか?
作る量が少ない場合はこの方法でもすぐに冷ますことができますが、量が多いとなかなか冷めません。
この方法の良いところは何も用意しなくて良いところ。冷水が流れる蛇口があればOK!
20〜60mlくらいまでならすぐに冷めます。
水道水で冷ます
- ボール(深いお皿でも可)に冷たい水道水を入れる
- 水を張ったボールの中に哺乳瓶をつける
この方法は「赤ちゃんがまだお腹空いてないけどもうそろそろ空きそうだから作っておこうかな〜」というときにおすすめ。
気をつけて欲しいのはずっとつけておくとミルクが冷え冷えになってしまうこと。ある程度つけたらミルクの温度をチェックしてください。
もしも冷えすぎてしまったら少し熱いお湯につけて温めれば大丈夫。
もっと早く冷ましたい…!という場合には水道水の中に氷や保冷剤を入れると水道水が冷たくなるので早く冷めます。
溶けないアイスキューブは保冷剤よりも小さくてボールと哺乳瓶の隙間に入り込んで密着して冷ますことができるのでおすすめ。
湯冷まし冷ます
- 湯冷ましを作っておく
- 粉ミルクをお湯溶かす
- 作る線まで湯冷ましを入れる
湯冷ましの作り方は簡単。お湯を沸かして冷ますだけ。
麦茶を作って置いておくような入れ物に沸かしたお湯を入れて放置しとけば湯冷ましができちゃいます。
この方法はお金も特別かからず、湯冷ましでミルクがちょうど良い温度に冷めるので冷ます待ち時間もありません。
湯冷ましで作る場合は作る量の1/3〜1/4をお湯で作って残りを湯冷ましで作ればちょうど良いあたたかさのミルクが作れます。
軟水で冷ます

- 粉ミルクをお湯で溶かす
- ミルクを作る線まで軟水を入れる
なぜ軟水を利用するのか…それは硬水にはミネラルがたくさん入っていて赤ちゃんの体調を悪くさせてしまう可能性があるからです。
大人でも飲みなれていないと硬水って「なんか不思議な味がする…!」って思いませんか?
なので市販のお水でミルクを作るときはお水のラベルをしっかりチェックしましょう。
いろはす
晴れと水
南アルプスの天然水
クリスタルガイザー
アルカリイオンの水
volvic
六甲のおいしい水
エビアン
コントレックス
クールマイヨール
自動販売機で買うとお水は冷え冷え。そんなときはお湯の量を調節して人肌に調乳するようにしましょう。
冷え冷えの軟水を使う場合は作る量の半分くらいをお湯で、半分を冷えた軟水にすると程よいあたたかさになります。
お出かけするときにお湯持って白湯持って哺乳瓶持って粉ミルク持って…となると重くて大変。
出先でミルクを作る必要があるときは自動販売機で軟水を購入すれば少しでも重さを軽くすることができるので、わたしはお出かけのときはこの方法でミルクを作っています。
ショッピングモールだと赤ちゃん休憩室とかおむつ替えするところの隅に調乳機が設置されていてお湯を持って行く必要ありませんが、調乳機がないお店もあります。
魔法瓶の水筒にお湯を持ってくのだけは忘れないように気を付けてくださいね!
タッパーで冷ます
- タッパーに水を入れて冷蔵庫で冷やす
- 作ったミルクをその中につける
これはわたしの友人がやっていました。
ミルクの冷やし方に迷っていたときに教えてもらって実践しましたが、わたしがずぼらなので水を入れたタッパーを冷やしておくのを忘れてしまい長続きしませんでした…
ひえっひえのタッパーのお水に哺乳瓶をつけるとすぐに冷えたので忘れっぽくない方にはおすすめかも。
さいごに:ミルクが冷めるまで待つの面倒くさい
ここまで紹介してきたミルクの冷まし方をまとめます。
- 流水にさらす
- 水道水(+保冷剤、+氷)につける
- 湯冷ましを足す
- 軟水を足す
- (タッパーに入れて冷蔵庫で冷やした)冷水につける
ミルクを冷めるまで待つの面倒くさいな~とわたしは思っているので家では湯冷まし、外では軟水で冷ましています。
たまに家でミルクを作るときに湯冷ましが切れていて、軟水もなくて大ピンチなときがあります…
しかもそういう時に限って子どもがめちゃくちゃ空腹…
そんなときは水道水+保冷剤で冷ましますがなんだか子どもに申し訳ない気持ちでいっぱいになります(メンタル弱い)
そうそう、哺乳瓶の種類によっても冷める早さが違うんです。
流水やつけて冷ますときはガラス製の哺乳瓶のほうが早く冷めます。
落としたら割れる、ちょっと重いなどデメリットもありますが少しでもミルクを早く冷ましたいって人はガラス製を使ってみるのも良いかも。
出産後って何かとイライラしがちですよね。
少しでもストレスを少なくするために自分に合ったミルクの冷まし方を見つけてみませんか?

