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ビションフリーゼってどんなイメージがありますか?
…やっぱり白くて丸いふわふわってイメージですよね。
実はビションフリーゼは2000年代に流行ったアフロ犬のモデルとなっています。
覚えていますか?レインボーアフロがかわいいあのキャラクターを。
アフロのイメージが強いビションフリーゼですが、カットの仕方次第で全く違う姿に変身することができるのです。
今回はビションフリーゼのカットについてまとめました。
ビションフリーゼのカットの種類
アフロカット
こちらが1番スタンダードなカット。
ビションカットと呼ぶ人もいます。
顔周りの毛を丸くカットしてアフロのようにしています。
後ろから見た姿はたんぽぽの綿毛やわたあめのように見えてかわいいです。
アフロは毛量が多くてくるくるしている硬い毛の方がきれいな形になりやすいですが、幼犬のときは毛が柔らかいことが多いのでまだ綺麗なアフロにならないことも。
でも安心してください。
成長とともに毛質が少しずつ変化してくるので気長に毛がくるくるするのを待ちましょう。
写真のビションはうちの子なのですが、1歳6か月くらいでやっと割れないアフロが作れる毛の固さになってきました。
まだふわふわしているので伸ばし過ぎるとぱっかーんと毛が割れてしまいます。
トリマーさんや先輩ビション飼い主さんたちによると2~3歳くらいになると毛がしっかりしてくるとのこと。
顔周りの毛を長く伸ばすと大きいアフロになるし、短くすると小さいアフロに。
また縦長や横長にすることで同じアフロでも少し雰囲気を変えることができちゃいます。
アフロといっても大きさや形がいろいろあるので奥が深いですね。
白のプードルがビションカットするとビションそっくりに!
プードルかビションか見分けるポイントはしっぽの毛質。
くるくるしていたらプードル、さらさらだとビション。
テディベアカット
こちらの写真も我が家の犬になります。
テディベアカットは耳を出したカット。
耳の出し方も大きく出す、小さく出す、丸く出すなど種類があります。
このカットのかわいいポイントは走ると耳がパタパタ動くところ。
ビションが幼犬のときはまだ毛が柔らかく耳がはっきりわかるのでテディベアカットのことをパピーカットと呼ぶ人もいます。
もともとの耳の大きさによって耳の出方が変わったり、耳の毛質によっても耳が丸くなったりストンとした耳になったりと違いがあります。
うちの子は耳が小さめなので毛がさらっとしているのでやや下向きの丸い耳になっています。
きのこカット
頭と耳の毛を繋げて丸くし、耳より下をスッキリめにカットしてもらうことできのこカットができます。
きのこカットはプードルでよく見るカット。
ビションのほうがトイプードルよりも骨格が大きいのですが、小さいビションはプードルに間違えられちゃうかもしれません。
サマーカット
頭の毛のカットというよりも身体の毛のカットになりますが、全体的に毛を短くするカットのことです。
飼い主さん次第ですが
- 地肌が薄く透けて見えるくらい短くする
- 冬よりも短めにする
- バリカンで刈り上げる
などなどサマーカットにもいろんな切り方があります。
このカットは名前の通り夏にする人が多い印象。
犬自身がどう思っているのか定かではありませんがビションは毛量が多く「暑そうに見える」ので短くして少しで涼しくしてあげようという飼い主さんの愛がこもっています。
雪が多く降る地域に住んでいる人は冬もサマーカットにしている人も。
雪の中お散歩すると毛に雪が絡まって大変なことになるのでそれを少しでもましにするために短くしているそうです。
うちの子が雪の中でお散歩したらお腹がこんなことになってしまいました…
雪を溶かすのも大変だし乾かすのも大変だったので雪道を散歩するときはお腹の毛や足の毛を守れるお洋服を着せることをおすすめします。
おパンツカット
こちらは顔のカットではなく身体のカットになります。
お尻周りだけ丸くもっこりとしている感じに、胴回りは短くカットすることでまるでパンツを履いているように見えます。
犬は歩くときにお尻をフリフリしている子が多いのでおパンツカットにするとお尻フリフリがより強調されてとても可愛らしく見えます。
ビションフリーゼをカットしてもらうときの注意点
ビションフリーゼを綺麗にカットしてもらうためには4つ気を付けた方が良い点があります。
- トリマーさんに頼む
- カットの際の説明はしっかりする
- 相性の良いトリマーさんを選ぶ
- 何でカットするのか聞く
以下で詳しく説明しますね。
トリマーさんに頼む
犬のカットはとても難しいです。
トリミングは結構お金がかかるので家でカットしたいと言う気持ちはわかります。
しかし家でカットしてめちゃくちゃなカットになってしまったら悲しくなりませんか?
可愛いカットの為にもプロに頼んでトリミングしてもらうことをおすすめします。
我が家は月に1度トリミングに行っています。
が、次のトリミングまでに気になる毛があったらそこだけ家で切ります。
そのときは犬が動かないようにしっかりと抑えてハサミが当たって怪我することがないように気をつけています。
切るときは旦那と二人掛かりで一人が抑えて、もう一人が切るようにしています。
全体のカットはうまくいく気がしないのでやったことありません。
要望をしっかり伝える
このカットにしたいと思ってトリマーさんに「〇〇カットにしてください」とお願いしたとしましょう。
数時間後お迎えに行くと自分の思ったような形ではないカットで迎えられることが残念ですがあります。
それを防ぐためにトリマーさんにはトリミング前にしっかりとこのようなカットがしたいと言う要望を説明をしましょう。
説明するのが難しい場合はお手本にしたいこの写真を見せてできるだけわかりやすく伝えてください。
トリマーさんとの意思疎通がどれくらいとれているかで自分のしたいカットの再現度が変わってきます。
トリマーさんにこういうカットがしたいですとトリミング前のカウンセリングで写真を見せて、この辺は短くとかここは長くと注文しています。
写真を見せるとこんな感じで良いですかと質問がありそれに対してこちらの要望を細かく話しています。
我が家の犬は写真を見せながら耳は出してください、顔は丸くしてください、鼻周りの毛は短めで、顎下もシャープにしてくださいとお願いすることが多いです。
胴体の毛の長さは夏はやや短めに、冬は長めにお願いしています。
相性の良いトリマーさんを選ぶ
トリミングサロンは初めて行ったところにずっと通い続けなけれないという決まりはありません。
サロンによってカットの得意不得意があります。
なので自分の希望したのはちょっとこのカットではないかな…と思うときは思い切ってトリミングサロンを変更してみましょう。
我が家は今まで2回トリミングのサロンを変更しました。
どのサロンも特別悪いわけではなかったのですが、最初に行ったサロンはなかなか予約が取れず仕方なく別のサロンに行ったらそちらの方が好みのカットをしてくれました。
それからはずっとそちらのサロンに通っています。
何でカットするのか聞く
バリカンを使うか、ハサミを使うかで毛の仕上がりが変わります。
どちらが良いとは一概に言えないのですが、バリカンは気持ち硬めの毛、ハサミは柔らかめの毛になります。
プペルに綺麗な毛が生えて欲しくて長年ビションを飼っている方にどうやったらそんなに綺麗に毛が育ちますか?と質問したことがあるのですが、絶対にハサミでカットしてもらってると教えてもらいました。
ハサミだと幼犬〜2歳くらいまでは毛が柔らかくアフロになりづらいそうですが、3歳くらいになると毛がしっかりしてきてふわふわアフロが完成するとのこと。
それを聞いてから我が家はずっとハサミでカットしてもらっています。
さいごに:ビションフリーゼはカット次第で変わる
カットの仕方次第でさまざまな姿に変身するビションフリーゼ。
上記に紹介したカット以外にも、背中のもこもこの毛を羽のようにカットして背中から羽が生えているようにしたり、毛をカラーして本物のアフロ犬のようにしているビションを見たことがあります。
きっとまだ見ぬカットはたくさんあるはず。
こういうカットがしたいなと思ったら一度トリマーさんに相談してみてください。
プロのトリマーさんならそれができるかの判断や提案をしてくれて自分の理想に近いカットをしてくれます。
ずっと同じ姿でもかわいいけど、いろんな姿に変身できるところもビションフリーゼのかわいいポイント。
思い切っていろんなカットに挑戦してみるのも良いかもしれませんね。
ビションフリーゼは家でのお手入れが大切な犬種。
家でもブラシやコームを使ってしっかりブラッシングすることでふわふわの毛を維持することができます。
この記事がビション飼い主さんたちの役に立っていたら幸いです。