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犬を飼っていると災害時一緒に避難できるのか心配になりますよね。
先日の大きな台風で我が家は犬と一緒に近くの小学校に避難しました。
心身ともに結構大変な思いをしました。
犬を飼っている方が災害が起こったときに慌てず安全に避難できるように今回の我が家の体験を記事にします。
この記事は
- 災害時は犬と一緒に避難できるの?
- 犬と避難するときに持っていくものは?
- 犬と避難するのに大変なことって何?
という疑問を解決します。
犬と一緒に避難できるのか
犬と一緒に避難できるのか、それは避難場所次第です。
住んでいる地域の避難場所は犬を連れていくことができるのか前もって確認しておくと、災害が起きたときに慌てずに避難することができます。
地域によっては区役所や市役所のHPに各避難場所をまとめたページがあって犬と同行できるのか書いてあるところもあるので見てましょう。
犬同行可能とされていても「犬は外で待機」かもしれません。
我が家の避難先はこのパターンでした…
犬と一緒に室内に避難できるのか確認しておくとより安心です。
もしネットで調べてもわからない!という場合は区役所や市役所に電話して犬と避難できる避難場所があるか聞きましょう。
災害時は電話が殺到していて繋がらない…なんてこともあるので前もって調べておくことをおすすめします。
犬と避難するときに持っていくもの
- 犬を入れるケース
- ドッグフード
- 飲み水
- トイレシーツ(多めに)
- リード
- ハーネス/首輪
最低限これだけあれば大丈夫。
冬は寒いのでこれに加えて小さめの毛布があるといいかもしれません。
避難場所では動物はケースに入れておくようにと言っているところもあるのでまだ持っていない方は災害に備えて1つしっかりしたものを買っておくことをおすすめします。
購入するケースは地震などで上から物が落ちてきたときに少しでも衝撃を少なくするために固い素材のものを選ぶようにしましょう。
避難するときに初めてケースに入れるのでは犬が嫌がって暴れてしまうかもしれないので普段から家でケースに入る練習をしておくと良いです。
もっというとケースの中でリラックスしている状態になれていたら最高です。
犬の避難袋を作っておくのも良いと思いますが、犬は普段使っているものじゃないと警戒してしまうことがあります。
いざ避難した時に見慣れないものに警戒しまくって犬がストレスを感じてしまったらかわいそうなので、飼っている犬の性格などを考えて準備しましょう。
我が家は犬用の避難袋は作らず、避難する直前に鞄の中に犬のものを放り込みました。
トイレシートは軽量であまりかさばらないので多く持って行くと犬のためだけでなく人間が床にこぼしたものを拭き取るときにも使えて便利。
- 犬用のベッド
- お皿
- トイレトレー
- おやつ
- おもちゃ
いつもと違う環境で犬もストレスを抱えてしまうので安心できるものを持って行ってあげましょう。
犬と避難するのに大変なこと
犬との避難で大変だったことは移動。
災害が起きていて車がつかえないときは犬をキャリーバックに入れて手で持って運ぶ必要があります。
普段からキャリーバックを手持ちで移動している方には負担になりませんが、キャリーバッグに犬を入れて持ち上げると結構な重さ。
我が家の犬がキャリーケースに入るとトータル7kg!
「この重さ+避難場所に持っていくもの」を持っていかないといけないので結構大変でした。
我が家が犬と避難したとき体験談
ここからは我が家の避難した時のことを改善すべきところも付け加えつつ書きます。
我が家は犬を連れて行ける避難場所を知りませんでした。
なので災害が起きてから家の近くの避難場所に電話して犬を連れて行っても大丈夫なのか聞きました。
電話するとこのように言われました。
避難するか迷いました。
我が家は川が氾濫したら浸水するかもしれない地域。
もしかしたら玄関など室内ではないけれど中に入れてもらえるかもと考えて避難場所に向かいました。
避難場所に着き駄目もとで「玄関はだめですか?」ときいてみましたがやっぱり「犬は外でお願いします」とのこと。
震災時の対応を検討した会議の話し合いで犬は外と決まっているらしい。
不安だけど仕方ないので旦那と交代で外で犬と一緒に待機。
我が家以外にもペット連れで避難してくる人がいましたがみなさん同じように外でペットと待機していました。
このまま台風が強くなっても外待機だったら避難した意味がないと思い、行ける範囲にある他の避難場所に電話して聞きましたがどこの避難場所も「犬は外」。
twitterやInstagramなどSNSで「〇〇小学校は動物も室内避難できる」と発信している人がいたのでSNSの活用して避難場所を探しましょう。
困る困ると思っていると一階は浸水の恐れがあるとの放送が入り建物の2階以上に避難することに。
そのタイミングでペット連れの人たちで倉庫でも良いので室内に入れさせてくれないかとお願いしにいくとすんなり良いですよと返事。
先生方のご好意でペットを飼っている家族用の部屋を一室作ってくれました。
なぜここにきてすんなり良い返事をくれたのからわかりませんが、思ったよりもペット連れで避難する人が多くて外は危険と判断してくれたのかもしれません。
なにはともあれ、犬と室内に避難することができました。
ペット連れで避難してくる方は多く、夜中には部屋がいっぱいになっていました。
さいごに:犬と避難できる環境がある未来を求めます
犬と避難するときに気を付けることをまとめます。
- 犬の避難にはキャリーケース必須
- ドッグフードは忘れずに持っていく
- 犬と一緒に避難できる避難場所を確認する
- 犬の避難はどういう状態になるか聞く
- 無駄吠えしないようしつけをしておく
正直、今回の避難で犬と一緒に避難できるけど犬は外でと言われたときは絶句でした。
犬も大切な家族。
大切な命です。
それをこの雨風の強い中外に置いておけと…?!と怒りも沸きました。
しかしアレルギーがある方や動物が苦手な方がいるのもわかります。
わたし自身も軽度の犬アレルギーなので重度のアレルギーの方は同じ環境に犬が来たら困ることも理解できる。
でもやっぱり犬も大切。なのでせめて倉庫など人が避難する場所ではない室内に避難させてほしいと思います。
今回の避難を通してペットと避難するということはまだまだハードルが高いと感じました。
SNSを見ていると
など避難したいのにできないといった声を見ました。
もちろん「うちの地域は避難場所ペットOKだから一緒に避難してるよ」という声もあります。
犬と避難できることが当たり前だとは思っていません。でも犬も人も同じ命だと意識してもらいたいです。
災害が起きないことを願いますが、もしまた災害が起きたときにペットも避難しやすい世の中になっていることを祈ります。